Spotify無料プランの時間制限が撤廃されたので、私の曲もどんどんお聴き下さい
音楽をストリーミングで配信するSpotify、2021年1月のアップデートにより、無料ユーザーには嬉しい仕様変更があったようです。
まず、PCやタブレット等で音楽を聴く際の時間制限が撤廃されました。これまでは視聴できる時間が30日で15時間までと制限されていましたが、今回のアップデートのおかげで時間を気にせず色々な音楽を聴けるようになります。
また、SNS等でシェアされた作品が24時間に1回まで聴けるようになりました。次のサイトでプレスリリースが紹介されています。
Spotifyが無料プランを利用する国内ユーザーのためにさらなるリスニング体験の向上を実現|スポティファイジャパン株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
無料プランで十分か?
ということで、PCやタブレットでしか音楽を聴かないなら無料プランで十分な感じもしますが、間に広告が入りますので(私の体感では20分に1回くらい?)これが嫌でしたら有料プラン(月額980円のPremiumなど)に入る必要があります。
このブログはクラシック音楽を多く取り扱っていますが、クラシックは音量幅が大きいためボリュームを上げて聴くことが多く、いきなり音量の大きい広告が入るとビックリするので悩みどころです。
スマホの場合は、再生がシャッフルオンリーで、曲のスキップ回数に制限あり、さらにオフライン再生未対応という仕様ですので、無料で満足できるユーザーは限られると思います。もちろん広告も入ります。
そういえば昔、ランダム再生メインのiPod Shuffleという製品が結構ヒットしましたよね。
私の曲もどうぞ!!
というわけで、ここで図々しくも私の作品を紹介させていただきます。
結局、クラシック視聴はどのサービスがいいの?
定額制の音楽配信サービスが普及してきた頃、クラシック音楽のラインナップは一番Spotifyが充実していると聴いたことがあります。ところが、2021年現在はメジャーどころならどのサービスを利用しても充実度はそれほど変わらないような気がします。
試しに、検索で”turangalila symphonie”と打ち込んでメシアンのトゥーランガリラ交響曲が収録されたアルバムを探してみますと、こんな感じになりました(Spotifyはブラウザでアルバム検索ができなかったので除外します)。
- Youtube Music……50以上
- Apple Music……40ほど
- Amazon Music……20ほど
Amazonは少なめに感じますが、オムニバスアルバムが抜けてより純度が高い検索結果でした。プライム会員の特典(おまけ?)で利用できるので、これが一番手軽かもしれません。
リスニング目的ではあまりお勧めしませんが、楽譜を取り扱うIMSLPの有料会員(月3ドル)になるという方法もあります。これは以前記事を書きましたが、スマホアプリの操作性に難ありです。また、20世紀以降の作品で、ブラウザでは聴けるのになぜかアプリで聴けない音源が多数あります。多分、楽譜の著作権がどこかの国で残っている場合は、音源の方もロックをかけているのだと思います。したがって、プロコフィエフやバルトークなどで視聴できない作品がかなりあります。2021年の時点では、ラフマニノフのパガニーニ狂詩曲ですら聴けないのでちょっとガッカリ。
私自身も、どこかの有料プランを契約したみたいとは常に思っているものの、まだどれを利用するかは悩んでいるところです。
(2021年9月追記)
この記事を投稿したのは2021年1月ですが、その後半年ほどSpotifyのプレミアム(月額¥980)を利用し、快適に音楽を聴いておりました。
Spotifyに全く不満はなかったのですが、現在Youtube Premiumに移行中です。こちらは¥1,200で音楽配信に加えYoutubeの動画の方も広告なしで再生できるということで、楽譜付き動画をよく見る際にとても便利です。