バルトークによるバッハ平均律の難易度順
ピアノ弾き必携の「平均律クラヴィーア曲集」ですが、ただでさえバッハは難しいのに48曲もあるわけですので、弾きやすい曲・面倒な曲はどれ?と知りたくなるところではないでしょうか。 ということで、このブログにある他の記事と同様、平均律についても難...
ピアノ弾き必携の「平均律クラヴィーア曲集」ですが、ただでさえバッハは難しいのに48曲もあるわけですので、弾きやすい曲・面倒な曲はどれ?と知りたくなるところではないでしょうか。 ということで、このブログにある他の記事と同様、平均律についても難...
オーケストラ曲を作るときは、だいたいピアノを使ってスケッチすることになりますが、ピアノで鳴らした時は爽やかな響きだと思っても、いざオーケストラ音源で打ち込みしてみたら、なんだか暑苦しくなってしまうと感じることが多くて、イメージ通りにいかず結...
2020年のアメリカ大統領選、開票スタートから丸2日が経った時点でこの記事を書いています。未だに決着がつかない大混戦状況ですが、ニューヨークタイムズの記事が日本でほんの少しだけ話題となりました。Spencer Bokat-Lindell氏の...
ブラームスというと、いかにもドイツ的な作曲家でオーケストレーションもかっちりとした構成のイメージです。ところが、弦楽器の細かい分散和音による「ぼかし」のテクニックが面白く、その後の作曲家にも少なからずインスピレーションを与えていると思います...
近代のピアノソナタの難易度記事、前回はラフマニノフとスクリャービンについてまとめましたので、今回はプロコフィエフやその他の近代の作曲家の作品の有名どころをピックアップしたいと思います。 プロコフィエフはピアノソナタが合計9曲(10番は未完)...
腕に自信のあるピアノ弾きならぜひとも挑戦したい、近代のかっこいいピアノソナタの難易度をまとめてみました。 今回は下の表の左2つ、同級生同士のラフマニノフとスクリャービンについて全曲解説を行います。プロコフィエフ等は別記事を作成しましたので、...
ベートーヴェンのピアノソナタの難易度を独自検討して表にまとめ、全曲の解説もつけてみました。前編では難しい方から順に20曲分ご紹介しましたので、こちらの記事で残りの12曲を取り上げたいと思います。全音等の「ソナタアルバム」への収録曲も多く、ピ...
本ブログでピアノ協奏曲の難易度ランクの記事を作成したところ、現在1番のアクセス数となっております。調子に乗って、ベートーヴェンのピアノソナタの難易度も独自に検討してみることとし、全曲解説を載せました。解説は難しい曲の方があれこれ書きやすいの...
19世紀末~20世紀初頭は、様々な作曲家が新しい響きを模索していた時期ですが、その中でもモーリス・ラヴェルの音楽は大変親しみやすく、古典的な骨組みをベースとしながらも独創的な彩りや巧妙な仕掛けが曲の随所に盛り込まれています。 一言で言うと、...
作曲や楽器の練習などに疲れたとき、ふと偉大な作品のスコアをぼんやりと眺めてみると、面白い発見がありますよね。J.S.バッハの作品は旋律線が美しく、楽譜の音の並びを見ただけでもその造形美が伝わってきます。 バッハの時代から数百年経て、現在の音...
最近のオーケストラ音源のデモ曲ではよく、シンセのアルペジエイターで鳴らしたように同一音型がずっと続くような楽曲を見かけます。 事実、Spitfireの音源は、確かにOstinatumというアルペジエイター的なものを搭載していて、BGMなどを...
ジャズの歴史について書かれた文章を読む際、よく「ビル・エヴァンスはドビュッシーを研究し……」というような記述を見つけることがありますが、実際にジャズとドビュッシーにどういうつながりがあるか言及されたものをほとんど見たことがありません。そこで...