聴くアルコール!マーラー「大地の歌」第5楽章「春に酔える者」
唐突ですが、皆様お酒は好きですか?私は大好きです。もしお酒が飲めなくなることと音楽ができなくなること、どちらか選ばざるを得なくなったとしたら、私はためらいなく音楽の方を投げ出してしまう自信があります。 ところでストレスの多い現代社会、かりそ...
唐突ですが、皆様お酒は好きですか?私は大好きです。もしお酒が飲めなくなることと音楽ができなくなること、どちらか選ばざるを得なくなったとしたら、私はためらいなく音楽の方を投げ出してしまう自信があります。 ところでストレスの多い現代社会、かりそ...
19世紀末~20世紀初頭は、様々な作曲家が新しい響きを模索していた時期ですが、その中でもモーリス・ラヴェルの音楽は大変親しみやすく、古典的な骨組みをベースとしながらも独創的な彩りや巧妙な仕掛けが曲の随所に盛り込まれています。 一言で言うと、...
作曲や楽器の練習などに疲れたとき、ふと偉大な作品のスコアをぼんやりと眺めてみると、面白い発見がありますよね。J.S.バッハの作品は旋律線が美しく、楽譜の音の並びを見ただけでもその造形美が伝わってきます。 バッハの時代から数百年経て、現在の音...
ラヴェルの組曲「クープランの墓」でもひときわ華やかで楽しげな楽曲の「リゴードン」。管弦楽曲版はオーケストレーションの妙技が光るこの曲をラストに持ってきています。 和声の不思議感、面白さに役立っているのが「平行和音」。和音を調性に関係なく、ク...