十二音技法(とセリー技法)について解説してみる
先日、ソフトサンプラーKONTAKTで十二音音楽を簡単に演奏できるスクリプトを公開しましたが、そもそも「十二音技法とは何か」の説明がないのは不親切ですから、拙いながらも概要を私なりにまとめたいと思います。 十二音技法とは、1オクターブにある...
先日、ソフトサンプラーKONTAKTで十二音音楽を簡単に演奏できるスクリプトを公開しましたが、そもそも「十二音技法とは何か」の説明がないのは不親切ですから、拙いながらも概要を私なりにまとめたいと思います。 十二音技法とは、1オクターブにある...
1オクターブ内にある12の音をなるべく均等に使うことで、調性音楽にはない響きを作り出すのが「十二音技法」です。適当に鍵盤を弾くだけで十二音音楽が鳴らせるスクリプトをKONTAKTで作ってみました。DTMでKONTAKTを使う方(多分体験版で...
ブラームスというと、いかにもドイツ的な作曲家でオーケストレーションもかっちりとした構成のイメージです。ところが、弦楽器の細かい分散和音による「ぼかし」のテクニックが面白く、その後の作曲家にも少なからずインスピレーションを与えていると思います...
近代のピアノソナタの難易度記事、前回はラフマニノフとスクリャービンについてまとめましたので、今回はプロコフィエフやその他の近代の作曲家の作品の有名どころをピックアップしたいと思います。 プロコフィエフはピアノソナタが合計9曲(10番は未完)...
腕に自信のあるピアノ弾きならぜひとも挑戦したい、近代のかっこいいピアノソナタの難易度をまとめてみました。 今回は下の表の左2つ、同級生同士のラフマニノフとスクリャービンについて全曲解説を行います。プロコフィエフ等は別記事を作成しましたので、...
スコアを読む際に一番の障壁となる、移調楽器の扱いを1ページにまとめました。オケスコアを念頭に置いていますが、一応吹奏楽の方のためにサックス系も用意しました。同時に、言語によって楽器名がわかりにくい場面がありますので、一緒に整理してみます。 ...
著作権切れした楽譜を無料ダウンロードできるサイトIMSLP、当サイトでもクラシック音楽の譜例を引用する際お世話になっています。 今更ながら調べてみましたが、国際楽譜ライブラリープロジェクト、International Music Score...
「教会旋法」は、簡単に言うと中世の教会音楽のベースとなっていた旋法です。現在、教会旋法というと以下の7つのスケールのことを指します。 長調・短調の考えが確立されてくると、教会旋法は実際の作曲でほとんど用いられなくなりました(対位法の勉強など...
ベートーヴェンのピアノソナタの難易度を独自検討して表にまとめ、全曲の解説もつけてみました。前編では難しい方から順に20曲分ご紹介しましたので、こちらの記事で残りの12曲を取り上げたいと思います。全音等の「ソナタアルバム」への収録曲も多く、ピ...
本ブログでピアノ協奏曲の難易度ランクの記事を作成したところ、現在1番のアクセス数となっております。調子に乗って、ベートーヴェンのピアノソナタの難易度も独自に検討してみることとし、全曲解説を載せました。解説は難しい曲の方があれこれ書きやすいの...
Embertoneのヴァイオリン音源、Joshua Bell Violinの廉価版であるEssentialを、フル版にアップグレードしました。手順は次の通りです。 Embertoneのメールフォームから、英語で問い合わせ 返信で、Essen...
Pianoteqはサンプルベースのピアノ音源に比べ、鍵盤やペダルの挙動が本物のピアノに近いということで、作曲用途のみならずピアノ練習用でもよく用いられているようです。 そのためか、スタンドアロン版は演奏の録音機能がついていて、わざわざDAW...