英文の組み立て方

英文の順序

I drink milk every day. （私は毎日牛乳を飲みます）
という文を読んでみると、次のような語順になっていることに気づきます。

1. I……だれが（主語）
2. drink……どうする（動詞）
3. milk……何を
4. every day……いつ・どこで・どのように

英語の語順で言葉を並べると「私は – 飲む – 牛乳を – 毎日」といった具合になります。

もう少し長い文の例も見てみましょう。
My little brother found a blue bird in the forest.
（私の小さな弟は、森の中で青い鳥を見つけました。）

• My little brother……だれが（主語）
• found……どうする（動詞）
• a blue bird……何を
• in the forest……いつ・どこで・どのように

こちらは「私の小さな弟は – 見つけた – 青い鳥を – 森の中で」といった語順になります。

2種類の動詞

be動詞は、「A=Bである」といったイコールの関係が成り立ちます。

• I am hungry. （私＝空腹）
• He is in Nagoya. （彼＝名古屋の中）

疑問文の違い

• [状態] Are you free? （〜ですか？）
• [行動] Do you read a newspaper? （〜しますか？）

上の文は、「ひまですか」と状態をたずねるbe動詞の文です。これに対して、下の文は「（ふだん）新聞を読むの？」と、行動についての質問をしています。

be動詞（現在）の使い分け

be動詞は、主語によって形が変わります。

Youは「あなた」だけではなく「あなたたち」と複数形の意味で使うこともあります。

主語が複数の場合の例:

• We are good friends. （私たち＝いい友達）
• They are on the same team. （彼ら＝同じチーム）
• Mary and I are movie fans. （メアリーと私＝映画ファン）
• The cats are very cute. （その猫たち＝とてもかわいい）

theyは「彼ら」「それら」と、人・物の両方に使える言葉です。

単数の主語の例:

• He is a fast runner. （彼＝速いランナー）
• Mr. Brown is from Canada. （ブラウンさん＝カナダ出身）
• My sister is 8 years old. （私の妹＝8歳）

疑問文の使い分け

be動詞（状態）・一般動詞（行動）の疑問文について、いくつか例を挙げて整理してみます。

実際の文にすると、次のような違いが出てきます。

• [状態] Are they junior high school students? （彼らは中学生ですか？）
• [行動] Do they use this ground? （彼らはこのグラウンドを使うの？）

• [状態] Is your father busy today? （あなたのお父さんは今日忙しいの？）
• [行動] Does your father work here? （あなたのお父さんはここで働いているの？）

否定文の使い分け

考え方は一緒ですが、同様に表を載せます。

例文でも再確認。

• [状態] I’m not sleepy now. （私は、今眠くありません。）
• [行動] I don’t watch TV in the morning. （私は朝にテレビを見ません。）

• [状態] He isn’t at home. （彼は家にはいません。）
• [行動] He doesn’t play golf. （彼はゴルフをしません。）