空虚5度だっていいじゃない、というオーケストレーション
オーケストラ曲を作るときは、だいたいピアノを使ってスケッチすることになりますが、ピアノで鳴らした時は爽やかな響きだと思っても、いざオーケストラ音源で打ち込みしてみたら、なんだか暑苦しくなってしまうと感じることが多くて、イメージ通りにいかず結...
オーケストラ曲を作るときは、だいたいピアノを使ってスケッチすることになりますが、ピアノで鳴らした時は爽やかな響きだと思っても、いざオーケストラ音源で打ち込みしてみたら、なんだか暑苦しくなってしまうと感じることが多くて、イメージ通りにいかず結...
ブラームスというと、いかにもドイツ的な作曲家でオーケストレーションもかっちりとした構成のイメージです。ところが、弦楽器の細かい分散和音による「ぼかし」のテクニックが面白く、その後の作曲家にも少なからずインスピレーションを与えていると思います...
スコアを読む際に一番の障壁となる、移調楽器の扱いを1ページにまとめました。オケスコアを念頭に置いていますが、一応吹奏楽の方のためにサックス系も用意しました。同時に、言語によって楽器名がわかりにくい場面がありますので、一緒に整理してみます。 ...
最近のオーケストラ音源のデモ曲ではよく、シンセのアルペジエイターで鳴らしたように同一音型がずっと続くような楽曲を見かけます。 事実、Spitfireの音源は、確かにOstinatumというアルペジエイター的なものを搭載していて、BGMなどを...
トップの譜面はラヴェルのピアノ三重奏、4楽章冒頭のヴァイオリンパートです。4本の弦すべてでフラジオレットを鳴らすという、一流プレイヤーも青ざめるような難技巧を要求しています。 倍音を響かせることで柔らかくて澄んだ音を鳴らす「フラジオレット奏...