空虚5度だっていいじゃない、というオーケストレーション
オーケストラ曲を作るときは、だいたいピアノを使ってスケッチすることになりますが、ピアノで鳴らした時は爽やかな響きだと思っても、いざオーケストラ音源で打ち込みしてみたら、なんだか暑苦しくなってしまうと感じることが多くて、イメージ通りにいかず結...
オーケストラ曲を作るときは、だいたいピアノを使ってスケッチすることになりますが、ピアノで鳴らした時は爽やかな響きだと思っても、いざオーケストラ音源で打ち込みしてみたら、なんだか暑苦しくなってしまうと感じることが多くて、イメージ通りにいかず結...
ピアノの練習では最近、久しぶりにドビュッシーの「水の反映」(映像第1集)を弾いています。印象派ど真ん中、まさにドビュッシーらしさ全開のピアニスティックな人気曲ですから、練習した方も結構多いのではないでしょうか(譜面をお持ちでない方は楽譜共有...
ジャズの歴史について書かれた文章を読む際、よく「ビル・エヴァンスはドビュッシーを研究し……」というような記述を見つけることがありますが、実際にジャズとドビュッシーにどういうつながりがあるか言及されたものをほとんど見たことがありません。そこで...
ラヴェルの組曲「クープランの墓」でもひときわ華やかで楽しげな楽曲の「リゴードン」。管弦楽曲版はオーケストレーションの妙技が光るこの曲をラストに持ってきています。 和声の不思議感、面白さに役立っているのが「平行和音」。和音を調性に関係なく、ク...