プロコフィエフとその他近代のピアノソナタの難易度ランクづけ
近代のピアノソナタの難易度記事、前回はラフマニノフとスクリャービンについてまとめましたので、今回はプロコフィエフやその他の近代の作曲家の作品の有名どころをピックアップしたいと思います。 プロコフィエフはピアノソナタが合計9曲(10番は未完)...
近代のピアノソナタの難易度記事、前回はラフマニノフとスクリャービンについてまとめましたので、今回はプロコフィエフやその他の近代の作曲家の作品の有名どころをピックアップしたいと思います。 プロコフィエフはピアノソナタが合計9曲(10番は未完)...
「教会旋法」は、簡単に言うと中世の教会音楽のベースとなっていた旋法です。現在、教会旋法というと以下の7つのスケールのことを指します。 長調・短調の考えが確立されてくると、教会旋法は実際の作曲でほとんど用いられなくなりました(対位法の勉強など...
19世紀末~20世紀初頭は、様々な作曲家が新しい響きを模索していた時期ですが、その中でもモーリス・ラヴェルの音楽は大変親しみやすく、古典的な骨組みをベースとしながらも独創的な彩りや巧妙な仕掛けが曲の随所に盛り込まれています。 一言で言うと、...
ラヴェルの組曲「クープランの墓」でもひときわ華やかで楽しげな楽曲の「リゴードン」。管弦楽曲版はオーケストレーションの妙技が光るこの曲をラストに持ってきています。 和声の不思議感、面白さに役立っているのが「平行和音」。和音を調性に関係なく、ク...
トップの譜面はラヴェルのピアノ三重奏、4楽章冒頭のヴァイオリンパートです。4本の弦すべてでフラジオレットを鳴らすという、一流プレイヤーも青ざめるような難技巧を要求しています。 倍音を響かせることで柔らかくて澄んだ音を鳴らす「フラジオレット奏...
2021/11/10にちょっとだけ更新。バルトーク1番(偏69)を追加しました。2番(偏75)と譜面の見た目は似通っているのですが、結構難易度の開きがあります。 以前にピアノ協奏曲を製作していた中、ふと思いついたのが「有名なピアノ協奏曲の難...